リビングの時計を見ると11時を過ぎていた。私が起き上がると,さすがにクレープも眠り続けるわけもいかず起き上がった。大きなあくびをし,ねこ特有の伸びをするとまたすぐにソファに横になり眠ってしまった。いつどこから帰ってきたのかしら?窓は閉まって…
ようやく食事を終えたあと,しばらくはソファに寄りかかりぼんやりしていた。いつもならばすぐ後片付けをするのだが,そんな気になれなかった。ダンナはすでに書斎に戻り再び蟻の図鑑に顔を埋めている頃だろう。私は半分も食べられなかった皿に残っている夕…
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